音楽を創る作業、作曲は身を削るような仕事です。
自分の中にあるたくさんの感情、喜び哀しみを含む多様な事実と真正面から向き合わなければ、蓄積してこないものであって。
だからこそ、美しいメロディーは人の心を動かすのだと思います。
そうした珠玉の作品を、私達に残してくれました。

なにより、気骨ある人でした。

坂本さんとご縁の深かった方のご好意により荼毘に付す前日、お会いすることが叶いました。
肉体に宿ったすべての苦しみから解き放たれ本当に安らかで綺麗なお顔でした。
家族に見守られ安心して旅立ったことを思います

ありがとう坂本さん
大貫妙子